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心頭滅却すれば…

暖房費はずいぶんかかるものですな。暖かい寒いなんていうのは、なかなか仕事に影響を与えてしまうものですが、とりあえず冷暖房費節約作戦に出てみたろとおもた。

かつて良寛さんは雪の降り積もるあばら家の中で、薪を炊く金もなし、自らが書き物をしながら書きそんじた紙を背中にそっと入れ、その1枚2枚の薄い紙に暖かいという思いを感じながら暮らしてはった。

私もやったるでと、とりあえず、でけるかぎりぬくい格好、シャツ、カッター、チョッキ、セーター、ジャンパーと総動員、だるま大使のごとくころころ状態で、暖かいお茶を飲みつつ暖房はつけない。

さて3月の春の日差しが出てくるまで、生き延びられるだろうか。はるかかなたより、良寛さんの声がする。「あまーい、何があっても生きなければならぬのじゃ」
by maka1968 | 2007-01-20 23:19 | 福点の今日このごろ
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